きゃっぷの宿酔日記

アニメ・読書関係の感想置き場。わかる人だけわかってください。ネタバレ注意。

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2013.12.23 Monday

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2007.03.04 Sunday

16冊目 本間義人『地域再生の条件』

 国土計画の失敗や農業政策の誤りによって地域社会は荒廃した。しかし、国はその失敗に学ぶことなく、実態と乖離した地域再生策を打ち出している。それは真の地域再生にはつながらない。地域の再生のためには、住民、行政、議会が対等の関係に立って、どういう地域社会をつくるのかというグランドデザインを自ら描いていく必要がある、というのが本書の要旨。
 著者の主張には基本的に同意します。国は「頑張る地方を応援する」とか言っていろんな施策を打ち出してますけど、正直言って余計なお世話じゃないですか? 
 例えば、地域産業活性化法(仮称)。市町村や都道府県が構成する協議会が地域の強みを活かした基本計画を策定すると、工場誘致とか人材育成とかに対して、ありがたくも補助金などをくださるわけですが、そんなことは国に言われなくとも、各自治体で考えてしかるべきことだと思います。必要な財源は地方に税源委譲すればいいのです。それで足りない分は、地方交付税が持つ財源保障の機能を使えばいい話で、国が決めた枠組みに従った自治体にお金を配るというのは、地方分権の趨勢に逆行するものです。
 地方の実態を知らない(知ろうともしない、ないしは把握する力量がない)連中が机上でこしらえたプランに踊らされるのはごめんです。
 それだけに地方自治体の責任が問われるわけですが。

(追記)初稿では、3段落目で「補助金を」と述べていましたが、正確に言うと規制緩和などの優遇策もありますので「補助金などを」と改めました。(2007.03.05)

2013.12.23 Monday

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22:52 | - | - | -

コメント

やれこの補助金を使えとか、その起債をしろとか。
それじゃあ発想も構造も何も変わりやしませんもんね。
実態を了解したうえで、
それが○民(国民なり県民なり)にとって何のためなのかを、
先を見据えて行なう、という手段は単純なのに、
政治ってやつは厄介で、
なかなか目的(どう金と人を遣うか)を純粋に定められないものですね。
まぁ私らの立場なりにプロ意識と主張を強く持ちたいものですが。
2007/03/05 1:25 AM by ザツゲイイン
> 手段は単純なのに
そうそう。本当は単純なはずなんですけど、
現実は思うようにはいかないものです。うーむ。
2007/03/05 11:11 PM by きゃっぷ

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